LabVIEW Blog, launch!

はじめまして。
ぼくは電機メーカのエンジニア。専門は材料工学。会社では製品の信頼性向上のための研究開発を担当している。
このダイアリで扱いたいトピックはプログラム言語 "LabVIEW"(らぼびゅー) 。一般にはなじみがないと思うけど、LabVIEWは理工学〜エンジニアリング分野で進化したプログラミング言語。米国のナショナルインスツルメンツという会社から発売されているプロプライエタリ言語ですでに20年以上の歴史がある。理工学分野では世界中で使われていて、もちろん日本語版も発売されている。でも、その割にはネット上でLabVIEWの情報は探しにくい。LabVIEW開発環境はおおむね30万円以上するから個人が趣味として使っていることはないだろう。ぼくのように会社で使っているという人が多いはず。でも、ぼくも会社では10年近く使っているけど、サラリーマンのエンジニアが仕事の内容をブログで書いたりしないですからね*1

でも、この冬状況が一変!オライリーのキャンペーン企画>[http://labview.exblog.jp/12980462/:title]">*2で、ぼくは自宅に自分用のLabVIEW を購入した。自宅に "My LabVIEW" なんて、かっこいいエンジニアだよね。

オライリーさん、本当にありがとう。
ぼく、オライリーの本が大好きなんです。「イノベーションの神話」は今年読んだ本の中で最高の1冊です。役員から新人まで開発に携わるすべての社員に読ませたいぐらいですが、ぼくにその影響力がないのが残念です。


かくして、いちLabVIEWファンとして、仕事と関係なしにブログをはじめてみようかな、ということに。

さて、このブログでやりたいことは 次の3つ。

  1. LabVIEWについての自分の外部記憶。
  2. コードや見解を公開してコメントをもらう(恥ずかしくても、自分の勉強のためだ)。
  3. 微力ながら世の中のLabVIEWユーザに日本語によるガイドをしてみよう。

それでは、Launch! 不定期更新ですけど、よろしく!

*1:Lotus Notesも同じような状況ですね。大企業を中心にワールドワイドで不動の地位にありながら、発売元のIBM以外が発信する情報はとても少ない。ネットばかり見ている人はLotus Notesを過小評価する傾向にありますね

*2:「Make: Japan読者限定キャンペーン」--"新規ユーザ様限定のキャンペーンとさせて頂きます。"との但し書きがやはりここでも微妙な展開を生んだのですけど、結果オーライ!ですよね。 wire_worksさん >>スペクトルカメラプロジェクト開始 : LabVIEW info. Sharing 新館